「JJUG CCC 2016 Fall」へ行った その1

先日参加したのでまとめを書きます。個人的に注目だったorまとめられるものだけ書いています。そして、登壇者の皆様に感謝。

その2はこちら ttomioka.hatenablog.com

F-1 新人研修や本では教えてくれない Java!〜フレームワークの仕組みと実 務必須ツールを学ぼう〜 多田真敏

資料: https://speakerdeck.com/masatoshitada/wan-quan-ban-xin-ren-yan-xiu-yaben-dehajiao-etekurenaijava

  • 新人研修で教えるJava、教えないJava
    • Java SE 5以降の新機能をほとんど教えない
    • カリキュラムが15年ぐらい変わってないのでは
    • そもそもJavaは量が多い
      • 1-3ヶ月の新人研修で全部は教えきれない
      • 研修以上の自己学習が必須
      • 良書は多いので自己学習は可能
  • Maven
    • Javaオープンソースのライブラリが充実しているが、管理上の問題は多い
      • どうやってそれらのライブラリを集めるか
      • 依存性の管理
      • バージョンアップへの対応
    • それを解決してくれるMaven
      • XMLに必要なライブラリを書くだけ
      • Maven CentralからXML指定されたモノをダウンロードしてくれる
      • 公式サイトにいちいち行かなくていい
      • Javaの開発におけるデファクトスタンダード
    • Mavenでおさえておくこと
      • IDEにMavenが内包されているが、コマンドから使うことも多いので個別インストールすべき
      • pom.xmlの編集
      • Mavenプロジェクトのフォルダ構造は超重要
  • Webフレームワーク・DIコンテナ・ORマッパー
    • サーブレット・JSP・JDBCには問題がある
      • MVCを混在させることができてしまう
        • サーブレットにビューが書ける
        • JSPにロジックをかける
      • サーブレットの単体テストが困難
      • JDBCは似たようなコードを毎回書くことになりやすい
    • そこで3種の神器をを使う
      • Webフレームワーク
        • Spring MVC or JSFあたりがデファクトスタンダード
        • JSPは避けたい
          • セキュリティ的にもJSPは敬遠される
  • リフレクションとアノテーション
    • リフレクションを知っている必要はある
    • アノテーションとリフレクションは合わせて使われている
  • ロギングライブラリLogback
    • ログを新人研修でほとんどやらない
    • トラブル時はログが頼り
    • Logbackが 一番メジャー
  • これからどう学習するのか
    • 本による勉強が必要
      • 新人研修は期間が限られるので全てを扱うのは無理
    • 資格を目標にするのもいい
    • ブログ、スライド、勉強会も

GH-2 SIerもはじめる わたしたちのDevOps しょぼちむ / 阿佐志保

  • しょぼちむさん
    • 資料: http://www.slideshare.net/syobochim/sier-devops-jjugccc-69780604
    • SIerでもDebOpsは必要
    • ビジネスを加速するためにリードタイムを短くするしたい
    • 事例
      • アプリケーションの使用状況を収集してレポーティング
        • Kibanaでユーザーの行動を可視化
          • これで問題が見えてくる
        • エラー率から使い方を改善する
        • 仮説に合わせてログ収集の仕組み自体も変更
    • リードタイムを短くしなければ価値を届けられない
  • 阿佐志保さん
    • 資料: https://docs.com/asashiho/8906/jjug-ccc-2016-fall
    • 変化に強よいシステムとは変化することに強いシステム
    • Docker
      • 極めて高い拡張性
    • コンテナの運用には注意が必要
      • ぶっちゃけコンテナは良く落ちる
    • Googleはdockerではdocker+kubernatesが標準化され必須になっているらしい
    • Dockerは銀の弾丸ではない
    • エンジニア自身が変化に強くなければならない
      • 攻守が重要
        • 攻めていいシステムと攻めてはいけないシステムがあるはず